待ちに待ったドラマ版「華麗なる一族」(TBS)一回目見終わりました。
予想以上にスケール感があり、楽しめました。 原作は伊勢志摩のホテルでの食事風景から始まりますが、ドラマはいきなりラスト間近の悲劇を予感させる雪山のシーンから始まります。 ドラマのホテルのロビーや階段など映画のような撮り方で重量感ありました。 昔の神戸を上海で撮影しているようですが、バンド地区などもろ上海の絵がでてきたり、なんとなく異国情緒が漂っており、日本ではないとわかり妙な感じ。 しかし、スケール感は充分伝わってきました。 それと製鉄所のシーンは昔の映画より迫力ある様な気もしました。このシーンを見てこのドラマに対する力の入れようがわかりました。 キムタク扮する主人公鉄平の理解者で銀行頭取となった三雲は柳葉敏郎が扮してますが、この役は原作でも好人物として描かれており、忘れられない人物の一人です。昔の映画は確か二谷英明が映じていたと思います。 この三雲の頭取就任パーティーシーンも迫力ありました。 大蔵官僚エリートに中村トオル、いやみっぽくて嫌な奴、結構合っております。昔の映画はたしか田宮二郎 。鉄平の親父?万俵大介の愛人とこの後、何かあったような記憶です。 昔の映画だと、その愛人との確かカークラッシュシーンだったかが迫力あり印象に残っております。 今調べましたら、万俵大介役の北大路欣也は映画では鉄平の部下、一之瀬四々彦役(今回ドラマは成宮 寛貴)だったのですね。これは覚えておりませんでした。 クールな次男役山本 耕史、悲劇を演じても幸せそうに見えてしまう鉄平の妻役長谷川 京子、その父の元通産大臣西田 敏行、あの武田 鉄矢が今回はあんまり目立っていない等々、その他、所々に豪華キャストで、大河ドラマより大河っぽいです。 ただ、気になったのが、キムタク扮する鉄平の祖父の肖像画。 キムタクに髭をつけてちょっと老けさせた顔です。 この絵が妙に安っぽく、豪華なセットと厳粛な演技の中でそれらを馬鹿にするように壁にかけてあり、そこだけ浮いており、笑いを誘いますが、視聴者としてギャグと捉えて見ていいのか真面目なのか最後までわかりませんでした。 私はギャグとして捉え、スタッフのそのセンスに感心いたしました。 第一回目を見て原作に負けないぐらいの予想以上のスケールと重量感だったので、今後の展開に期待できる内容で満足です。 と書いている間にNHKアーカイブスが・・・日曜の夜は結構テレビに縛られそうです。いいような悪いような・・・
by yururitositarou
| 2007-01-14 23:21
| 華麗なる一族
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