カテゴリ:華麗なる一族( 2 )

これまでの「華麗なる一族」を見て、ふと思ったこと。

一回目に引き続き、TBSドラマ「華麗なる一族」についてです。

結構面白い(予想以上)ので毎回見ております。

まあ、面白さは人によって違うと思いますが、私はのめりこんで見ております。

今日は稲森 いずみさんの演技に感動。

銀行の非情な世界も怖いです。でも、実際、今でも銀行に限らずそうなんだろうなとも思います。

ちょっと、意外だったのは北大路欣也さん演じる万俵大介が、銀行のために過労なる死を遂げた部下に対して悲しみを見せるシーン。

原作はどうだったのか忘れましたが、もっとクールで現実的だった印象なので意外でした。

現実でもああいう世界やビジネス最前線では、そんな甘い感情に浸っていたら、なめられて負けてしまうでしょうから。

人間的面を見せられると憎みきれなくなります。

それぞれの室内シーンも大きさ重量感を感じて、それもまた楽しませてもらっております。

昔の車が走っているのが見れるのも楽しみのひとつです。

ただ、詳しくないので何と言う車か正確にはわかりません。

前回、鉄平が乗ってたのは、いすずベレット!かも。

今回、鉄平の社用車らしき車は、スカイライン!かな。

と言う感じで見ております。

今回の内容でたぶん話題になるのが、鉄平に向かってくるイノシシ。

人形なのか本物なのかわかりませんが、動きがぎこちなく、チープを助長するカメラアングルも手伝って楽しませていただきました。

1,2話の将軍という鯉やキムタク似の祖父の絵など、そういう点で楽しませてくれますし、それが話題にもなったりします。

結構、見た人は私を含めて馬鹿にしたりしますが、私はこれはあえて狙ってそういう風に撮ったと見ております。

それだけ制作側のセンスが高度であるのだと。

あえて荘厳なドラマの中にそういう風なチープな映像を組み入れることによって、そのシーンは結構視聴者の印象に強く残ります。

そして、何かとその事について話題にしたりします。

それによって、その話を聞いた人が、興味を持って見るようになる。

広告的にもすばらしい効果をあげます。

いかに受ける映像をあの荘厳なドラマの中にドラマ自体を大きく崩すことなく挿入し視聴者の心を一瞬でも和ませるというのは、かなり高度な計算しつくされたセンスが必要であると思います。

視聴者は馬鹿にしながらも頭の中に残ってしまうのです。

馬鹿にしながら実は手玉に取られているのかもしれません。

荘厳とふざけているのか真面目なのかわからないと思わせるチープの融合は、次はどのような仕掛けが出てくるのだろうと玉手箱を覗きたくなるような欲求をさりげなく視聴者に植えつけて見続けたいと言う気持ちにさせるのかもしれません。

フランス時代のルイス・ブニュエルの映画やミケランジェロ・アントニオーニの映画(それぞれまったく違いますが)を見たときと同じような不思議な感覚を持ちました。

と私が、もしかしたら・・・と思ったことを書き連ねました。
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by yururitositarou | 2007-01-28 23:40 | 華麗なる一族

ドラマ「華麗なる一族」見ました

待ちに待ったドラマ版「華麗なる一族」(TBS)一回目見終わりました。

予想以上にスケール感があり、楽しめました。

原作は伊勢志摩のホテルでの食事風景から始まりますが、ドラマはいきなりラスト間近の悲劇を予感させる雪山のシーンから始まります。

ドラマのホテルのロビーや階段など映画のような撮り方で重量感ありました。

昔の神戸を上海で撮影しているようですが、バンド地区などもろ上海の絵がでてきたり、なんとなく異国情緒が漂っており、日本ではないとわかり妙な感じ。
しかし、スケール感は充分伝わってきました。

それと製鉄所のシーンは昔の映画より迫力ある様な気もしました。このシーンを見てこのドラマに対する力の入れようがわかりました。

キムタク扮する主人公鉄平の理解者で銀行頭取となった三雲は柳葉敏郎が扮してますが、この役は原作でも好人物として描かれており、忘れられない人物の一人です。昔の映画は確か二谷英明が映じていたと思います。
この三雲の頭取就任パーティーシーンも迫力ありました。

大蔵官僚エリートに中村トオル、いやみっぽくて嫌な奴、結構合っております。昔の映画はたしか田宮二郎 。鉄平の親父?万俵大介の愛人とこの後、何かあったような記憶です。
昔の映画だと、その愛人との確かカークラッシュシーンだったかが迫力あり印象に残っております。

今調べましたら、万俵大介役の北大路欣也は映画では鉄平の部下、一之瀬四々彦役(今回ドラマは成宮 寛貴)だったのですね。これは覚えておりませんでした。

クールな次男役山本 耕史、悲劇を演じても幸せそうに見えてしまう鉄平の妻役長谷川 京子、その父の元通産大臣西田 敏行、あの武田 鉄矢が今回はあんまり目立っていない等々、その他、所々に豪華キャストで、大河ドラマより大河っぽいです。

ただ、気になったのが、キムタク扮する鉄平の祖父の肖像画。

キムタクに髭をつけてちょっと老けさせた顔です。

この絵が妙に安っぽく、豪華なセットと厳粛な演技の中でそれらを馬鹿にするように壁にかけてあり、そこだけ浮いており、笑いを誘いますが、視聴者としてギャグと捉えて見ていいのか真面目なのか最後までわかりませんでした。

私はギャグとして捉え、スタッフのそのセンスに感心いたしました。

第一回目を見て原作に負けないぐらいの予想以上のスケールと重量感だったので、今後の展開に期待できる内容で満足です。

と書いている間にNHKアーカイブスが・・・日曜の夜は結構テレビに縛られそうです。いいような悪いような・・・
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by yururitositarou | 2007-01-14 23:21 | 華麗なる一族